退去時のトラブルは賃貸に住む人なら誰でも直面する可能性があります。よくある事例と対処法をまとめました。
トラブル事例①|相場を大幅に超えた請求をされた
退去時に20万円以上のクリーニング費用を請求されたというケースは珍しくありません。
対処法:まず国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を確認してください。通常の生活で生じた汚れは大家負担が原則です。請求内容に納得できない場合は支払い前に書面で内訳の説明を求める権利があります。それでも解決しない場合は国民生活センター(188)に相談しましょう。
トラブル事例②|入居時にあったキズを退去時に請求された
入居時からあったキズや汚れを、退去時に「借主の過失」として請求されるケースがあります。
対処法:入居時に部屋全体の状態を写真で記録しておくことが最大の防御策です。特に床・壁・建具のキズは必ず撮影しておきましょう。すでに入居済みで写真がない場合は、入居時チェックシートが残っていれば証拠として使えます。
トラブル事例③|ハウスクリーニング特約で全額請求された
契約書に「退去時のクリーニング費用は借主負担」という特約がある場合、自分で掃除していても費用が発生します。
対処法:特約自体は有効なケースが多いですが、請求額が明らかに相場を超えている場合は交渉の余地があります。相場(1K〜1LDKで15,000〜40,000円程度)を確認した上で、高額すぎる場合は内訳の説明を求めましょう。
トラブル事例④|退去立ち合いに来ない・後から追加請求された
退去時の立ち合いを拒否されたり、立ち合い後に追加で請求されたりするケースがあります。
対処法:退去時は必ず立ち合いを求め、確認した内容を書面(退去確認書)で残しましょう。サインを求められた場合は内容をよく確認してからにしてください。「後で確認します」と伝えてその場でのサインを保留することもできます。
相談窓口まとめ
| 窓口 | 連絡先 | 内容 |
| 国民生活センター | 188(消費者ホットライン) | 退去トラブル全般 |
| 法テラス | 0570-078374 | 法的なアドバイス・弁護士紹介 |
| 各都道府県の宅建協会 | 各地域によって異なる | 不動産に関する相談 |
まとめ
退去トラブルを防ぐための3つのポイントは、入居時に部屋の状態を写真で記録する、契約書のクリーニング特約を事前に確認する、退去時の立ち合いと書面確認を必ず行うの3つです。トラブルになってから対処するより、事前の準備が何より大切です。詳しい費用相場や業者選びはこちらの記事をご覧ください。


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